60%の企業が減収減益
帝国データバンクによれば、2020年度の業績は、約6割が減収減益となる見通しだと発表されました。Go to travel や Go to eat など動き始めて少しは持ち直し始めていると報道もありますが、実際はまだまだです。知り合いのお店では、go to eat も利用できないと嘆いておりました。go to eat 対象店舗になるためには、設備投資が必要で、今この苦しい状況で、小さな店舗ではなかなか難しいのではないでしょうか。
業績に100%マイナスの影響があると答えた業種は、
- 農・林・水産
- 輸送用機械・器具製造
- 再生資源卸売
- 繊維・繊維製品・服飾品小売
- 家具類小売
- 飲食店
- 旅館・ホテル
- 放送
旅行やホテルに至っては、2020年2月から今現在まで100%の状況が続いています。
業績へプラスの影響を見込む企業
そんな悲惨なコロナにおいて、業績がプラスになる見込みのある業種はなんでしょうか???
業界と業種共にトップは、小売 でした。
企業からは「外出自粛による売り上げ減少の影響はあるものの、日用品については底堅い需要がある」(医薬品製剤製造、大阪府)や「強固な紙製の飛沫感染対策用品、リモートワーク・ WEB会議用ワークブースなどを開発し販売中」(段ボール箱製造、兵庫県)など、感染対策用 品やリモートワークなどに対応する商材を扱う企業では、プラスの影響があるという声が多く あがりつつある。
引用出典:帝国データバンク
スーパーマーケットなどの「各種商品小売」が 33.3%で最も高く、3 カ月連続でトップとなった。生活の変化に伴い、事業内容や扱う商材によっては追い風となる企業も現れてきている。
引用出典:帝国データバンク
日用品は不景気でも必要なので、硬いですね。
スーパーで売れているものが何なのか理解することはとっても大事ですね。
人材採用時、業績が落ちている企業は守りに入るのは必然。人材採用の投資も消極的になります。小売業界で外国人人材を求めている企業を探すのは一つの手かもしれません。
(ただし、小売で特定技能は含まれていませんので、小売に絡んだ製造業等が可能性あるかもしれません。)